STUFF Official |ものづくり・開発・試作の現場から

簡易金型(アルミ型)で小ロット射出成形を進める方法

作成者: 株式会社スタッフ|Jul 24, 2026 5:09:09 AM

製品開発でよくある課題

  • 試作コストが高い
  • 量産前の検証が不十分
  • 金型投資の判断が難しい

こうした課題に対し有効なのが
⇒ 簡易金型(アルミ型)による小ロット射出成形です

1.結論:こういう場合は簡易金型一択

以下に当てはまるなら導入すべきです:

  • 50〜500個程度の試作・小ロット生産
  • 量産と同じ材料で検証したい
  • 開発スピードを優先したい

この場合
低コスト・短納期で“量産に近い試作”が可能になります


2.小ロット製造の比較

結論:それぞれに異なるメリットやデメリットがありますが、

  • 3Dプリント → 形だけ
  • 真空注型 → 見た目だけ
  • 簡易金型 → ✓実際に使えるレベル

「実用評価したいなら簡易金型」

3.簡易金型(アルミ型)とは

  • アルミ素材で作る簡易金型
  • 試作〜小ロット専用

○メリット

  • コスト:量産金型の 1/3〜1/5
  • 納期:約2〜3週間
  • 設計変更に対応しやすい

▽デメリット

  • 耐久:数百〜数千個

4.開発の正しい進め方

量産金型は焼入れ鋼などの硬い金属で作られ、数万〜数十万ショットに耐えられます。しかし、製作に数ヶ月かかり、費用も数百万円〜数千万円規模になります。

簡易金型はその1/3〜1/5程度のコストと半分程度の期間で製作でき、開発初期段階のコスト抑制に有効です。量産移行が決まってから本金型を製作する「二段階アプローチ」を取る企業も多くあります。

▽よくある失敗

  • 試作はOK → 量産で不具合
  • 金型完成後に設計変更
  • 想定以上にコスト増

⇒原因
設計段階で量産を考えていない

5.成功する設計のポイント

最低限、これだけ:

  • 抜き勾配(1.5〜3°)
  • 肉厚の均一化
  • アンダーカット削減

⇒これで
コスト・品質・納期が大きく改善

 

6.費用と納期の目安

項目 簡易金型 量産金型
費用 数十万〜100万 数百万〜数千万
納期 2〜3週間 6〜10週間
数量 50〜500個 1000個以上

⇒初期開発は簡易金型が圧倒的に有利

 

7.STUFFが選ばれる理由

7日試作対応(業界トップレベル)
✅ 設計〜量産まで一貫対応
✅ 試作で終わらない開発支援

⇒結果
手戻り削減=トータルコスト削減

 

8.まとめ

簡易金型は
⇒「安い試作」ではなく
量産成功のための検証ツール

こんなケースに最適:

  • 小ロット(50〜500)
  • 実材料評価が必要
  • スピード重視

9.よくある質問

Q. 簡易金型はいくらかかる?

A. 数十万円〜100万円程度で、量産金型の1/3〜1/5です。

Q. どのくらいの数量まで対応できる?

A. 数百〜数千個程度が目安です。

Q. 3Dプリントとの違いは?

A. 量産と同じ材料で検証できる点が大きな違いです。
 
 

Q. 納期はどのくらい?

A. 約2〜3週間、最短で1週間対応も可能です。